私は、なんかよくわからないけど気分が優れなかったので(というか機嫌を損ねたので)ホームルームをサボって売店にジュースを買いに行くことにした。 と、階段を降りて売店のある一階にたどり着いた時。 バタバタと、誰かの走る音が私に近付いて来た。 『た、助けて!!!』 その音の主は私になぜか助けを求める。 「は?」 わけも分からず助けを求める彼を背中に隠した時だった。 『おいお前』