「やっぱりね。あの先生が生徒を連れ込むように見えないもの」 「先生はそんな人じゃないもん!」 「うん、それで?」 あ、そうだった。 海くんのせいで忘れてたよ。 「うん、それでね。先生のお部屋に女の人と写った写真があったの」 「そう…」 「七海ちゃん、苦しいよ…」 あたしは七海ちゃんから離れなかった。