「ほら、さっと飲め」


先生に急かされ紅茶を口に運んだ。


「やっぱり先生の紅茶おいしー」


「それは良かった」


「先生ありがと。あたし帰るね」


立ち上がると


「送るよ」


先生も立ち上がった。


「先生、あたし…」


「何回、言わせるんだ?」


「…うっ」


一人で帰れるって言おうと思ったんだけど、やっぱりダメみたいです…。