それが何かの魔法にかかったみたいであたしは


「うぁーーーん!!」


七海ちゃんの胸の中で泣いた。


海くんも背中をポンポンしてくれた。


そしてあたしはそのまま意識を飛ばした。


目が覚めるとベッドの上でもう朝だった。


「海くんが運んでくれたのかな…」


一人つぶやきリビングへと行った。


七海ちゃんも海くんも仕事に行ってて姿はなく代わりに手紙が置いてあった。