BrandNewDay

 「だ…だって俺事故にあって以来何も食べてねーからさぁ……」

 千鶴はあはは…と笑っている。

 「なんか買って来ればよかったね…ええと…リンゴとかさっき3兄弟が持って来たのがあるから、剥いてあげようか?」

 僕は果物ナイフを取り出すとリンゴを剥きだした。

 「なぁ…俺らって今日から恋人になるのか?」

 千鶴はリンゴを見ながら言う。

 「…そだね…僕で良いなら」

 僕は照れながら言うと、千鶴が頬にキスをした。

 「俺さ、ずっとずっと蓮が好きだったからさ、ヤベー嬉しい!夢じゃないよな?」

 「…確かめる?」

 僕はリンゴを剥き終わると一つ取り、かじったものを千鶴に口移しをした。

 「……夢じゃないな」

 「…ね?ずっと、ずっと一緒だよ」

 ネックレスの石とプレートがキラリ光って、僕らは病室のカーテンから光さす中で再び唇を重ねた。

 ……愛してるよ、だから僕の前から消えないでね…?




★おわり★