電車は雨の影響で止まっていて、急いでタクシーに乗り込んだ。 家に近づくにつれてどんどん雨が酷くなり、雷も鳴っていた。 叶愛、雷…無理だったよな。 そう思うと余計焦りが出てきて、運転手まで焦らせる。 …電気、ついてない。 「この辺り停電ですか?」 「そうみたいだね―」 呑気にいう運転手。 家の前に着いて代金を払い急いで家の中に入った。 静まり返った家の中。 叶愛…寝てるのかな。