「大葉は顔に出すぎなんだよ。」
『えぇ…』

そんなに顔に出てたかな、とか考えてるだろうな。

「まぁそんなに落ち込むなって!」

俺は、あたしの肩を軽く叩いて言った。

『う、うん…』

あ…もうすぐ海に着くじゃん。
結局、大葉は寝てないし。