朝起きても、れんからのモーニングコールは無い。 おはようメールも無ければ 夕方、大学から帰る時の迎えに来ての電話も無くて 放課後になるインターホンの音も、小説のための要望も無かった。 俺の生活はれんが中心で れんと出会う前にどうやって過ごしていたかもわからなくなっていて 何より れんがいないことがツラかった。