ふっと私は笑って、彼女の後ろに隠れる背の低い三毛猫みたいな髪の色をした男の子に声をかけた。 「もちろんあんたはリーダーではないけど、隠れなくていいでしょ。弱いわけじゃないんだから。」 私がそういうと三毛猫(命名)は目を見開いて歯を見せてきた。 私は視線をそのまま黒いノートの彼に向けた。 「いまどきノート?情報収集はパソコンのほうが早いわよ。」 彼は守るようにノートを握り締める。 そして最終的に、私は部屋の奥に視線を向けた。