パタンと音がした

一瞬暖かい風が頬にあたり、ふわっと桜の香りがした

少女はそっと目を開ける

「…ここ…どこ…?」

そこは見慣れない天井
少しは周りを見ると畳があり、少女が寝ているのもベットてまはなく敷き布団だ

「屯所だよ」

すぐ近くで男の声がした

少女がゆっくりと声をした方をみると微笑んでいる青年がいる