ギーッ 屋上のドアはいつもより重たくて。 一気に冷たい空気が流れ込んできた。 「大変なことになってるね」 璃子が口を開く。 「ね、璃子?」 「うん?」 「あたしの噂、璃子が流したんじゃないよね?」 2人の間の空気が凍りつく。