僕の可愛いお姫様

食事を終えて、後片付けも終わる頃、夜はすっかり深くなっていた。

「ねぇ、お風呂、入りたい。」

梅雨李の申し出に、どうしようか、と考えながら、まぁ、いいかと思った。

まぁ、いいか。
梅雨李は浴槽には入らない。
いつもみたいにシャワーで済ませるだろうし。

「うん。いいよ。
今日は此処で待ってるよ。行っておいで。」

いつもと違う俺の行動に、さすがに少し不審がりながらも、梅雨李はお風呂へ向かう。



カチャリ…。



静かな部屋には、お風呂場のドアを開けた小さな音さえも、よく届く。