朱里が、頼んで来なくても心愛の事は心配だった。

俺でも、心愛の唇を見ていると怪しい気分になるのだから...。



合宿の最終日...俺は...グランドの脇でバーベキューを始めた..弓道部を校舎の壁に張り付いて見ていた。


夕方から、始まったバーベキューは俺の腹を刺激したが我慢した。


辺りが暗くなって来ると花火を始めてグランドを走り回る部員達が楽しそうだ。


心愛は、ずっと同じバーベキュー用のイスに座ってOB達に囲まれて笑顔で話している。


花火が、終わり学校の中に部員や心愛達は入って行く。


OBらしき男達が、俺の目の前を通り過ぎた、、、


「おい、氷見さ、マジ可愛いよな~ヤバいだろ、あれは今まででナンバーワンだろ。」