「流星、ちょっといいか」

「わかった」

俺は、直輝に愛莉のことを頼んで倉庫を出た。



「流星、俺諦めないから。愛莉のこと」

そう言って、俺をみた。

ってか、いつから呼び捨てになったんだよ。

愛莉も、椎って呼んでるし。

糞っ…イライラしてきた。

こんなんじゃ、話しになんねぇ。

俺は、落ち着かせるために深呼吸した。