私は、ある夢をみた。


「愛莉!」

私の名前を呼んだのは

「翔にぃ!」

私の、唯一の家族。
翔にぃ。

でも、一緒には住んでなかった。

両親が、私と住むのを反対して、私だけがあのバカデカイ家に一人置いて行かれた。