ピンポーン 家のチャイムが鳴った。 私は、カバンを持って玄関に急いだ。 ドアを開けると、大好きな人が。 「おはよっ!流星」 私が、ニコッと笑いかけると 「あぁ。おはよ」 流星も、笑い返してくれる。 「行くぞ」 そう言って、手を出してきた。 私は、迷わずその手をギュッと握った。