「なに泣いてんだよ!」 そう言ったのは、大翔だった。 「な、泣いてねえよ!」 焦ったように流星は言った。 そんな二人のやり取りをみんな微笑みながら眺めていた。 こうやって、流星と大翔が仲良さげに話してるのを見るのは、凄く嬉しい! 「よし!じゃ、流星の誕生日会始めるか!」 椎のその一言で、みんなワイワイ騒ぎだした。 流星は、翼たちに囲まれて楽しそうに会話してる。 私は、そんな流星の姿を見ながらある所へ向かった。