「なに?」

「赤城と、幸せにな」

「えっ?」

「もう、離れたりすんじゃねぇぞ」

「うん」

私が、頷くと少し悲しげに笑い倉庫に戻って行った。

私は、なんで和希があんな顔をしたのか、
一人外で考えた…。