「決まり」

俺は、ニヤッと笑い

「愛莉から、キスして?」

そう言った。

すると、愛莉はイヤそうな顔をした。

「拒否権ねぇ。って言ったよな?
目瞑っててやるからしろよ」

俺はそう言って目を瞑った。

だけど、いつまで経っても来ないから目を開け

「早くしろよ!こうやってすんのも結構恥ずかしいんだからな」

「わ、わかったよ…」

俺は、再び目を閉じた。