「みんなに話がある。 この通り、愛莉は帰ってきた。小野田と話しもつけた。そこでだな、白虎と同盟組みたいと思ってる。 この意見に反対の奴はいるか?」 俺の言葉に、みんな動揺を隠せないでいた。 そりゃ、そうだよな。 いきなり、こんな話しされたら、誰だって動揺するよな。しかも、白虎だし…。 「総長、本気っすか?」 「あぁ、本気だ。翼は反対か?」 「俺は……」 翼は、少し黙った。