「ちょ、ちょっと待って…」

私達は倉庫の前にいる。

「なんでだよ。普通に入ればいいだろ」

「だから待ってよ!」

さっきからこのやり取り。

イヤ…。
だって、ね…。

入りづらいじゃん…。

「あぁ!もう!早く行くぞ」

「ちょ、まっ…」

流星は、無理矢理倉庫に入った。