久しぶりの道を、手を繋いで並んで歩く。 「…久しぶりだな。こうやって歩くの」 「だね…」 流星は、私の方に向き、さっきみたいにギュッと抱きしめた。 「…もう、頼むから俺の前からいなくなったりするんじゃねぇ…。俺、お前がいないとダメなんだ…。 なにがあっても守るから……。 ……頼むから、傍にいてくれ…」