少しして、だんだんと流星の方が有利になってきた。 大翔も負けてないけど、きっと体力の限界だ…。 そして、流星の拳が大翔の鳩尾を殴った。 「う"っ…」 大翔は、倒れた。 「ハァ、ハァ…。俺の、勝ちだな…」 勝ったのは、流星だった。 「…ハァ、負けた、よ…」 大翔は、そう言って悔しそうに…でも、どこかスッキリしたように言った。 「……愛莉のこと、泣かすんじゃねぇぞ…」 「当たり前だ」 そう言って、二人は握手した。