「愛莉ちゃん、遅いね…」 外を見ると、もう真っ暗。 「なんか、あったんじゃ…」 「俺ちょっと探してくる」 俺は、いてもたってもいられなくて探しに行こうとした。 「和希。俺が行く」 「俺、心当たりあるから」 俺は、それだけ言って倉庫を出た。 後ろから、大翔の声がしたけど、どうでもいい。 俺は走ってある場所に行った。