「あれ?ねぇ…」 俺はふと、耳を触った。 いつもある感触がない。 なんでだ? いつ、落とした…? 俺は周りを見た。 小さいから見つけにくい。 大翔にも聞いたけど知らねぇって。 まぁ、当たり前か。 そんなことを思っていると愛莉からキツイ一言。