「げっ…マジ…?」 「マジだ。だからお前ら、愛莉に手出したら殺すぞ」 最後は、ドスの効いた声で言った。 「因みに、愛莉ちゃんになんかしたら、俺らも黙ってないからね?」 続いて和真もそう言った。 「愛莉を苛めていいのは、俺だけだ」 和希の言葉のあと、私、大翔、和真の拳が当たったのは言う間でもない。