「お世辞ありがとう。 でも、確かになんの紹介もなく、入って来られたら驚くのも当たり前だよね。 えーっと…。神谷愛莉です。 今日からこの学校に通うことになりました。 まぁ、よろしく…?」 最後は、疑問系で終わっちゃったけど…まぁ、いっか。 「愛莉ちゃーん!彼氏とかいんの?」 一人の男子が質問してきた。 「い「俺だ」 私の言葉を遮って、大翔が答えた。