「ねぇ、大翔。どこ行くの?」 「秘密。行ってからのお楽しみだ」 一体どこに連れていくつもりなんだろ…。 私は、不思議に思いながらも、少しワクワクしていた だって、大翔が元気づけるために連れ出してくれたんだって…わかったから。 「ありがとう…大翔…」 私は、聞こえないように呟いた。