「愛莉!!」 愛しい人の声が聞こえた。 「りゅ、せ…?」 なんで、ここにいるの? 「お前約束破ってんじゃねぇよ。 なに勝手に俺の前からいなくなってんだよ。 傍にいるって…離れねぇって言ったじゃねぇか。 約束、守れよ…。破んなよ…」 私は、流星から目を逸らした。 見たらダメだ…。 聞いたらダメ…。 わかってるのに、動けない…。