「最初から岩瀬には辻宮だったんだよ。俺の入る隙間なんかなかったんだ」
「新しい恋できそう?」
「出来ると思ったんだけどな・・・」
「それって昨日の人?可愛かったよね。なんであの人はダメなの?」
「・・・・お前さ、笠井に彼女がいたらどうした?」
不倫と浮気。全然違う。
でも女の意見も聞いてみたかったんだ。宮部なら的確な意見を言ってくれると思ったから。
「・・・っく」
「み、宮部?ごめん。俺、変なこと聞いたよな。忘れてくれ」
まさか宮部が泣くなんて思わなかった。
だって2人からは本当にお互いを大事に思える気持ちが伝わって来たから。
「たかせは、悪くない。あたしが、っく。勝手に思い出したの」
「元カノとか?」
泣きながら頷く宮部。
なんだ。お前我慢してたんだ。
言いたいことも言えずに今日も嘘の仮面被って1人で耐えるつもりだったんだろ。
「俺、今ならお前抱きしめられるけど・・いい?」
「た、たかせ?」
俺は立ち上がって座ってた宮部の腕を掴んで立ち上がらせた。
もちろん腕は離さない。さあ、早く来いよ笠井。
お前の気持ちちゃんと伝わってないぞ。
「・・・な、にやってんだよ」
「新しい恋できそう?」
「出来ると思ったんだけどな・・・」
「それって昨日の人?可愛かったよね。なんであの人はダメなの?」
「・・・・お前さ、笠井に彼女がいたらどうした?」
不倫と浮気。全然違う。
でも女の意見も聞いてみたかったんだ。宮部なら的確な意見を言ってくれると思ったから。
「・・・っく」
「み、宮部?ごめん。俺、変なこと聞いたよな。忘れてくれ」
まさか宮部が泣くなんて思わなかった。
だって2人からは本当にお互いを大事に思える気持ちが伝わって来たから。
「たかせは、悪くない。あたしが、っく。勝手に思い出したの」
「元カノとか?」
泣きながら頷く宮部。
なんだ。お前我慢してたんだ。
言いたいことも言えずに今日も嘘の仮面被って1人で耐えるつもりだったんだろ。
「俺、今ならお前抱きしめられるけど・・いい?」
「た、たかせ?」
俺は立ち上がって座ってた宮部の腕を掴んで立ち上がらせた。
もちろん腕は離さない。さあ、早く来いよ笠井。
お前の気持ちちゃんと伝わってないぞ。
「・・・な、にやってんだよ」

