「そうか・・・そうだよな」
「そうよ」
「…お姉さんに、挨拶に行くよ」
「お願いします」
・・・
冬美の言った通りだった。
薫子は、美香と正反対な性格。
おおらかで、優しくて、
冬美が決めた相手なら、何も言わないと。
・・・
冬美を頼むと、
頭を下げられた。
まるで、冬美の本当の姉のように。
・・・
オレのそれに応えるように、
深々と頭を下げた。
・・・
そして翌日。
はれて、
帰国する。
最愛の彼女を連れて。
・・・
「そんなにずっと手を繋いでいなくても、
どこにも行かないわよ?」
そう言って笑う冬美。
「そうよ」
「…お姉さんに、挨拶に行くよ」
「お願いします」
・・・
冬美の言った通りだった。
薫子は、美香と正反対な性格。
おおらかで、優しくて、
冬美が決めた相手なら、何も言わないと。
・・・
冬美を頼むと、
頭を下げられた。
まるで、冬美の本当の姉のように。
・・・
オレのそれに応えるように、
深々と頭を下げた。
・・・
そして翌日。
はれて、
帰国する。
最愛の彼女を連れて。
・・・
「そんなにずっと手を繋いでいなくても、
どこにも行かないわよ?」
そう言って笑う冬美。

