「三咲には関係ねえだろうが……」

「もー和人ってば」

「もう出てけよ…」



こいつといると調子が狂う



「はいはい出てきますよ」

「…」

「私、まだ和人の事好きだから」



そう言って三咲は病室を出た



鈴…

すぐ鈴の元に行って抱きしめたい



俺は病室を出て鈴を探した



鈴は中庭が見えるベンチにいた

後ろ姿がすごく小さく見えた