「あの人の事はこれだけだよ」 「鈴、辛かったな…?」 「ん、大丈夫だよ和人」 和人は私を抱きしめたまま 私の髪の毛を手に絡ませた 「病気」 「え?」 「病気の事、話して」 あまりにも真剣な和人の顔に 私はじっと見惚れてしまった 「私……」 「うん」 「脳の病気なの……」 「うん」 「あと…っ、1ヶ月…しかっ…」 「…」 「生きられ…っくう…ない…!」