相手は20人武器あり、俺は1人



やっぱ

無理だったか



俺の周りには曲がったパイプや

大量の血痕が残っていた




「ってぇ………」




最悪だ

何か右足動かねえんだけど




俺はポケットからケータイを

取り出して仲間に電話をした



『和人!? どうやった?』

「ちょっと…車…だせ」

『はあ? どうしたんだよ?』

「右足が、動かねえ」