だって

鈴が綺麗って言ってくれたからな――





それを言うと俊太は笑って

「それならしょうがねえか」

と俺の髪の毛をくしゃくしゃした




「横井君」

「あ、英和さん」

「挨拶、してやってくれ」



そう言って英和さんは鈴の方を見た



「はい」