隣のベッドで -1ヶ月の恋- 完










「ひ、英和さん、やめてください」

「鈴を頼むよ」

「……英和さん…」

「もし起きたらこれを渡してくれ」



英和さんは俺に1枚の手紙を渡した

綺麗に畳まれた白い便箋だった



「わかりました」

「…俺は君の事を怒っていない」

「え?」

「鈴を外に連れて行ってくれて
 感謝している、ありがとうな」



そう言って英和さんはコートを持ち

俺に一礼してから帰っていった



…ありがとう、か

鈴に、会わせてやりたかったな