俺は鈴の顔を眺めながら呟いた 「俺が退院したら鈴は…」 「1人、ね、寂しいけど」 「…退院、したくねえな」 そう言うと浅井さんは笑って 「珍しいわねあんた」と言った 鈴を1人にする訳にはいかない 俺がずっと、傍に―――― 「いつ、目覚ますかしらね」 「もうすぐですよ」 「…そうね、すぐ覚めるわよね」