夏のおくりもの



男は呆れたような声で言った。

「寝そべってたんだよ。人がいるのも分からないで。お前俺がいなかったら間違いなく不審者と勘違いされてたぞ。」
「失礼ね!私はただ…!」
「ここでごちゃごちゃ言ってても変に思われるからあっち行くぜ。」
「はあ!?なんで一緒に…!」
「お前、ここの人じゃないんだろ。俺も一緒だから。」
「ちょ、ちょっと何馬鹿なこと言ってるの。私帰る!じゃあね!」
「おい!」