夏のおくりもの


「何で、ねえ何でとまらないの?ねえ何で…っ!」

気がつけば私はその場にしゃがみ込んでわんわん泣いていた。

もちろん、周りにはたくさんの人がいてみんな私のことを見ていたと思う。


時間はあっという間に過ぎていき、時計の針は数字の8を指していた。

「もうこんな時間かあ…。」

周りを見てみると、人はほとんどいなく店も片付けの準備をしていた。

今まで人の目も気にせず泣いていた自分が恥ずかしい。

あれ、でもさっきと景色が違うような…