夏のおくりもの


パイナップルだった。

パイナップルは私の大好物で、特にそれを冷やし凍らせた冷やしパインは本当に好きでお祭りに行ったときは必ず買って食べていた。

「懐かしいな。これをお父さんお母さんと一緒に食べたっけ。」

ツ――――――……と目から熱いものが落ちてくるのを感じた。

「あ、あれ…っ、何でだろ…やだ、私ったら…こんな…ッ!」

今度はそれがとめどなく流れ落ちてきた。

「あ、私…もしかして泣い、てるの…?」

私は必死に涙を拭った。

だけどとまらない。

とまらないの。