夏のおくりもの


「わあ!歌奈すっごく綺麗!お姫様みたい!」
「え、そ、そうかな…大袈裟だよ。」
「ほんとほんと!ほら早く鏡見て!」

友里がせかすように私を鏡の前に立たせ、姿を確認した。

「こ、これ……私?」

目の前に移っている自分は自分でいうのもどうかと思うが、本当に綺麗で凛としていて格好良かった。

「あ~楽しみ~!今からお祭りだあ。」
「そうね。」
「ほら!歌奈ももっと喜びなって!」
「え、あ、うん!」

私はそう言われると元気よく大きな声で返事した。