夏のおくりもの


私はある程度目が覚めると、階段を下りて一階の洗面所へと足を運んだ。

「ふあ~!」

朝の洗顔は目を覚まさせてくれると同時に気分もすっきりする、だから好きだ。

「あれ?そういえば今日あの人見てないような…」

ふと周りを確認すると、あの人の姿はなかった。

「買い物にでも行ったのかなあ。」

そう思いながらリビングへ向かうと、テーブルの上には朝ご飯が置いてあり、その隣に四つ折にたたんだ白い紙が置いてあった。