夏のおくりもの


「わ!このお菓子懐かしー!」
「いらっしゃい、お嬢ちゃん何か買いにきたのかい?」
「あ、私お金持ってないんで。」
「そうかい。あ、そうだ!お嬢ちゃん可愛いから一つおまけしてやるよ!」
「そんな。何か悪いです、そんなの…。」
「いいっていいって。君みたいな可愛い子なら大歓迎だよ。」
「あ、じゃあ…。」
「ところでお嬢ちゃん。」
「?はい。」

急におじさんが私の顔をじろじろと見てきた。

「君、この辺では見ない顔だねえ。家族と一緒にここに来たのかい?」
「あ、私…は…あの。」