私が見たのはあまりにも薄暗く、 さっきまで賑わっていたはずなのに 静まり返る誰も居ない教室だった。 ただ、そこに一人佇む少年は 私を見て泣いた…。 「紫風…。皆…皆…すぅっ…て消えてった。 他のクラスの奴らも誰も…居ない。」 もちろん、そう私に言い放った少年が 誰だか何て言わなくても分かるだろう。 だって…彼は… 「芽流斗っ…!!」 双子の姉を一番に失った被害者だから…。