「アン、この作品は…?」


「ふふっ…『絵に閉じ込められた少女』
って言う作品なのよ。素敵でしょ?」


私とブレラは美術館で金賞をとった

美しい絵を見ていた。



「又、趣味の悪い。お前は本当に……」



「はいはい、ブレラ。
2つ目の雫よ?いらないの~?」



私は赤い傘をブレラに差し出した。


すると、ブレラは中に

封じた欲を又、全て食らった。