「はっ…ちょっ…今さっきまで私の事、 好きって言ってたじゃん?ねぇ、雷希?」 私は思わず手に持っていた真っ赤な傘を その場に落として、雷希に迫り寄った。 家まであと少しなのにもう終わり? 夢の時間はもうおしまいっていうの? 「は?何言ってんの?」 その雷希の冷たい氷のような 目付きが私の心を刺した。 「私達、キスもしたんだよっ!!雷希っ!!」 そう言って近づいたとき雷希は何て 言って私を嘲笑っただろうか…。