「それでも行くよ。」 「……じゃぁ、篠原ちゃんに 任せた。直人をよろしく。」 「うん!!」 あたしは走り出した。 安藤の視線を背中に 感じながら… 目的地は、川。 どこなのかなんて 分かるわけ無い。 広い広い、川。 正門を出て、とりあえず 川のあるほうへ。 川沿いに出たら、 河川敷をひたすら走った。 走っても走っても、 どこにもいない。