ケータイ小説 野いちご

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野いちご学園の新着投稿

    • 幼なじみ
    • 放課後
    • 屋上
    • 告白

    パタパタパタ

    ガチャ

    「やっぱり斗哉ここにいた。探したんだよ?帰ろ?」

    「なぁ惟蘭,返事どうしたんだよ?」

    「えっ?」

    「昼休みに告白されてたろ?」

    「知ってたの?」

    「なんて返事したんだよ」

    「『好きな人がいるので』って断ったよ」

    「なぁ惟蘭,そんなやつやめて俺にしろ」

    「ヘっ??」

    「だから,俺と付き合え」

    「...えっ?嘘!?ずっと私のことなんて眼中にないんだと思ってた。(ボソッ」

    「俺はずっと惟蘭が好きだった」

    「斗哉ありがとう。私の好きな人って斗哉なんだよ?だからよろしくお願いします」

    「ッ\\\...焦ってカッコ悪っ」

    「大好きだよ斗哉!」

    「やっとこれで俺のもの。一生離してやんないから」

    「うん!私だって斗哉のこと離さないよ?」

    「惟蘭,好きだ」

    チュッ
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    これは貴方と私の一生に一度の恋物語

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    • 先生
    • 廊下
    • 告白

    「あ、先生、御機嫌よう~」
    「片桐、今どき御機嫌ようって、今度はウケ狙いか?」
    「違いますよー、たまには違う挨拶を考えてですね!」
     ふと俺は思った。今日は何かが違う。そのふざけた挨拶以外に・・・・・・そうだ、今日はいつもの好き好き攻撃が無い。
    「それでは先生また授業で」
    「おい、片桐・・・・・・、今日はどうしたんだ?」
     いつもと違うだけで調子が狂う。
    「へ? どうって普通ですよ?」
    「だから・・・・・・いつもみたいに好きって言ってこないのかよ」
     赤くなった顔を隠すように横を向いて言った。
    「そんなに毎日言ってないし、言いません!」
    「なんだよ・・・・・・つまんねぇの」
     俺はそうぽつりと呟いた。
     別に期待していた訳じゃない・・・・・・と思っていたのになぜだか心に穴を開けられた気分だ。
    「んーーーー、もうやっぱり先生好きです!」
    「あーーー、はいはい!」

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    • 同級生

    やっと2人きりで帰れることができたのに…勇気が出ない。

    隣を歩く好きな人との距離、わずか3cm。

    伸ばしたらすぐ届きそうな手も、さっきから続いている沈黙も全てがもどかしい。

    「あのさ…」
    やっとの思いで口から出た声は想像以上に震えていた。

    「…なんでもない…」
    ああ、また…。いつもこの調子でいつまでたっても前に進まない。伝えなきゃ何も始まらないのに…。

    「危ない!!」
    突如、彼が大声を上げ、私を突き飛ばした。
    「った…」
    その時、私が目にした光景は…車と…彼と……。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    あれから5年。未だに忘れたことはない。
    あの時伝えていれば…。
    そんなこと考えたってもう遅い。
    彼はもう2度と戻らないのだから…。

    『勇気は一瞬 後悔は一生』

    皆さんは自分の想い、伝えていますか?

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感想ノート

牛乳 (イトウ先生/著)

どうしたって救いなんてないのに、青年はそれを小宮に求めている。そうして、何もかも不正解の糸の端を握らせているのです。なんて生温い残酷さ。

  • 蒼井深可様

    丁寧なコメントをいただいたのに、ああ、私としたことが。
    遅ればせながら、明けましておめでとうございます。今年も貴方の作品を楽しみにしておりますよ。貴方に御多幸あらんことを。

    イトウ先生   2014/01/14 23:40

  • 蒼井深可様

    素敵なレビュー、ありがとうございます。この物語に詩があるとすれば、どんぴしゃりでこれでしょうね。なんだか、ほう、と感嘆の溜息をついてしまいました。

    曖昧なものに名前を付けるのって、とても難しいですよね。そして、その不安定な感情は人間みんなが持っているもの。そのもどかしさや切なさを描けるのが、創作の楽しさでもあります。

    他人の手によって、そうして形にされる。まあでも、困ったことに、チーズも美味しいんですよねえ。

    イトウ先生   2014/01/14 23:37

  • メガネ様

    完読ありがとうございます。
    メガネ様、分かっていらっしゃる。青年には父親しかおらず、なんというか、助けてほしいけれど、助けてほしくないのですよ。もし助けられたとしても、小宮にはどうすることもできない。だけど、どうにかしてほしい。そうして、どの答えを彼が選んでも青年は失望する。考える程、雁字搦め。ないのですよ、ないのです。この物語は生ぬるい。

    まあ、父親を責めないであげてください。といえるのも、私の中では物語が長編だったりするからなのですが、あはは。

    生温い牛乳が好きとな。お主、やりおる。

    イトウ先生   2013/08/25 22:20

  • 楪 小鳥様

    完読とレビュー、ありがとうございます。
    小学生の頃、夏の生温い牛乳が大嫌いであったことを思い出しながら書いた作品です。牛乳の味もよろしくなかったですしね。今の子供達は冷え冷えで美味しいものが飲めるのでしょうが。
    そして、流石というべきか。その“怪しい”という感覚は間違えていませんよ。私の作品では、そういう曖昧な境界線を大切にしています。だって、感情に簡潔な名前をつけるのは難しいでしょう。まあ、私の作品では、恋愛感情がどんな形をして何処へ飛び火するか分かりませんから。想像していただけると嬉しいです。

    イトウ先生   2013/05/19 19:18

  • 高山様

    読んでくださって、尚且つレビューまで、ありがとうございます。
    確かに青春のようではないですね。彼等は“青春”というジャンルでは理想的ではない性格ですもの。私が登場人物に求めるのは、人間くささです。その汚くて、でも捨てきれない、曖昧な生温さを彼等に演じてもらいました。それでいて、人間の生臭さを感じないのは、夢の中であるようにと意識して書いているからかもしれませんが。
    文学、と言っていただけて嬉しいですね。これからも精進していきたいと思います。

    イトウ先生   2013/04/16 20:27