~桜の花が咲く場所で~

俊side

「ったく、俊!お前ってやつわ!ホントに会えないと思ったんだからな!」

蓮が泣きながら言った。

「そうよ!びっくりさせないでよ!俊君とまだ、まともに話したことないのに!もう会えないと思ったんだよー!会えなかったら許さなかったんだからー!」

水城は目の周りを真っ赤にしてないていた…。

「みんなごめんな」

「玲奈!泣きすぎ!ほらっ。おいで!」

俺がそう言うと玲奈は抱きついてきた。

俺はもうこの温もりに触れられなくなるんだな。

涙が溢れてきた…。

「蓮!水城!お前ら玲奈の事よろしくな。」

二人とも泣きながらうなずいた。

「玲奈。お前は幸せになれ!きっとお前は俺の事を根にもって、誰とも付き合わないとか言うはずだ。」

「でもな、俺はそんなことされても、嬉しくない。俺の幸せは、玲奈が幸せになることだから。分かったな?今は無理かもしれないけど、いつか、心から幸せになれ!分かったか?」

「うん…!俊も見ててね!絶対幸せになるから!」

俺は優しく笑った。