ところが部屋に戻ったら
何故かツキヨさん以外の先客がいた。

「ぽこぽんさん!お久しぶりです。」

俺とイルルの元同僚で
歌って踊れる
よく見るとイイ男なんだけど
色々残念なマイル。

「うっわマイル〜久しぶりじゃん。」

イルルが何の違和感もなく挨拶している。

俺としては、
マイルがツキヨさんと
普通に茶を飲んでるあたり
違和感がバキバキ仕事してるんだけど。

何でこんな状況になってるのか
理由なんて欠片も知らないけど。

「なんか正規軍からぽこぽんさんにこれ渡すように言われちゃって。」

なんかめんどくさそうな封筒だな。
このまま捨てていい?


「そんな殺生な。」

読まずに捨てたらマイルが困るようだ。

じゃあ読んでから捨てていい?

「ご自由に。」

100点満点中
150点くらいのいい笑顔で答えられた。

仕方なく封筒を開ける。